筋肉増強に必要なアルギニンの摂取量と副作用

身体の細胞

 

各種アミノ酸は健康を維持し、体の成長を促す重要な栄養素として知られています。

 

その中でも、骨を強化して筋肉の成長を促すとして注目を浴びているのが「アルギニン」です。

 

筋肥大の効果を劇的に高めてくれる栄養素」として、数多くのアスリートやボディビルダーがアルギニンを含むサプリメントを定期的に摂取しています。

 

とはいえ、この栄養素を摂取することにより健康へ悪影響を及ぼすのではないか、という懸念の声も上がっています。

 

 

「スーパーアミノ酸」と呼ばれるアルギニンの効果とは

筋肉の成長

アルギニンには「成長ホルモンの分泌を促す」と「脂肪燃焼効果を高める」という2つの大きな働きがあります。

 

成長ホルモンが分泌されることにより、体内のターンオーバーが促進されるので、不要な老廃物が排出されて栄養吸収の効果が高まります。また、新しい骨や筋肉の形成が促進されます。

 

同時に、成長ホルモンは骨や筋肉の分解も抑制してくれるので、運動をしている人はトレーニングによる筋肥大の成果が実感しやすくなるでしょう。

 

疲労回復やデトックス・アンチエイジング作用、血流の改善なども期待できます。30代・40代の人でも成長ホルモンの効果を十分に実感できるという調査結果があります。

 

ですから、「健康な体をキープしたい」「トレーニングで体全体を大きくしたい」という人にはおすすめです。

 

加えて、アルギニンには「リパーゼ」という脂肪の分解を促す酵素に働きかけて、その効能を高める作用があります。

 

なので、「痩せるために必死でトレーニングをしている」「短期間で細マッチョを目指したい」という人たちにも有効です。

 

 

副作用を避けるため摂取量には十分注意

ただし、アルギニンは摂取量をきちんとコントロールしないと、健康を害する可能性がある、ということも多くの研究によって明らかになってきています。

 

例えば、過剰に摂取することで胃や腸に大きな負担がかかり、下痢や腹痛を起こすことがあります。

 

アルギニンの副作用

 

その状態が長期間継続すると、肝臓や腎臓にも強い負担がかかり、肝機能・腎機能の低下へと繋がります。

 

さらに重症化すると、肝不全や腎不全になってしまうこともあります。こうした副作用の症状を回避するためにも、適切な摂取量をきちんと覚えておくのはとても大切です。

 

アルギニンの成人1人当たりの適切な摂取量は1日当たり9g以下とされています。

 

ただし、人によって1日当たりの許容量は異なるので、3gないし5g程度から服用を始めると良いでしょう。

 

成長期の子どもに与える場合には2g前後が良いとされています。年齢に関わりなく、20g以上を毎日摂取してしまうと、骨が変形するリスクが高まります。

 

ですから短期間に筋肉を増強したいとアルギニンを摂取する場合は健康を維持するために摂取量は絶対に守ることが重要です。